ビクトリア・アザレンカ

【プロフィール】
名前:ビクトリア・アザレンカ
誕生日:1989年7月31日
国籍:ベラルーシ
出身:ベラルーシ、ミンスク
身長:183cm
利き手:右
バックハンド:両手
最高ランキング:1位
【生い立ち】
ビクトリアは母アラさんと父ヒョードルさんとの間に産まれました。マックスさんという兄がいます。
ビクトリアは母の勧めで7歳からテニスを始めました。シュテフィ・グラフさんをアイドルとして育っていきました。
15歳の時にはアメリカ、アリゾナ州のスコッツデイルに寝台列車に乗って移住しました。この時、母アラさんの友人であり、北米ナショナルホッケーリーグのゴールキーパーであるニコライ・ハビブリンさんとその奥さんに援助をしてもらいました。以後ビクトリアはアメリカを拠点として活動します。
【ジュニア時代の成績】
全豪オープンジュニア シングルス 優勝
全仏オープンジュニア シングルス ベスト32
ウィンブルドンジュニア シングルス ベスト4
全米オープンジュニア シングルス 優勝
【グランドスラムの成績】
全豪オープン シングルス 優勝(2回)
全仏オープン シングルス ベスト4
ウィンブルドン シングルス ベスト4
全米オープン シングルス 準優勝
【オリンピックの成績】
ロンドンオリンピック ミックスダブルス 金メダル、シングルス 銅メダル
【テニスに関して】
ビクトリアは非常にアグレッシブなストローカ―です。ボールに対して素早く追いつき、パワフルで精度の高いショットを相手コートへ打ち込みます。特にバックハンドを得意としていて、クロス・ストレートへの強打の打ち分けが非常に上手いです。そして早いタイミングで展開していけることも武器で、それが特にレシーブゲームで顕著に現れます。
ネットプレーに関しては、ドライブボレーを多用して攻撃的に決めに行きます。また積極的にネットをうかがう姿勢を常にもっています。スライスの当たりのボレー(特にバック)がもう少し上手くなるとより得点力は上がっていくのではないでしょうか。
サーブに関しては、身長が高い割にあまりスピードが出ず、精度もいまいちなので、打ちこまれることも少なからずあります。サーブが向上すれば、より盤石の試合展開となるでしょう。
【人物に関して】
ビクトリアは音楽を聴くのが好きで、特にロックや、クラブヒップホップ、R&Bなどを好んでいます。また、友達に会うことや、サーフィン、パドルボーディング、料理、喜劇観賞やカラオケが好きです。多趣味なのですね。
私生活では、2016年12月に恋人のビリー・マクエイグさんとの間に息子さんが産まれましたが、2人は2017年6月に別れてしまいました。その後親権争いに発展し、最終的にはビクトリアが親権を得ることになりました。
【まとめ】
グランドスラム優勝、出産そして破局、親権争いと、大きなアップダウンを経験してきました。苦しいことを乗り越えた人にしか出てこない深みというものがあって、それはテニスの競技にも確実にプラスになると思うので、息子さんのレオくんと二人三脚でまたグランドスラム優勝を勝ちとってほしいなと思います。
【参考・引用】
WTA公式サイト
ITF公式サイト
wikipedia(日本語版)
wikipedia(英語版)
                        
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