プロ・テニスプレーヤーが試合に使った後のラケットのノッチの出来たガットでは,スピン量が平均 70 % 低減し,接触時間は平均 13 % 短くなった。
引用元:川副嘉彦,武田幸宏・中川慎理,“テニスラケットのスピン性能におよぼすガット・ノッチの影響(スピン量・接触時間・打球速度の超高速ビデオ画像解析)”,日本機械学会論文集 C 編, Vol.76, No.770, C, (2010), pp.2646-2655.
一般の潤滑剤として手に入りやすい WD-40 を用いて多くの種類のラケットについて実験した結果によると,潤滑剤を塗った場合の方が 14 – 58 % スピンが増大した.
引用元:Haake, S., Allen , T., Jones , A., Spurr , J. and Goodwill1 , S., ” Effect of inter-string friction on tennis ball rebound”, Journal ofEngineering Tribology, Vol. 226, No. 7 (2012), pp. 626-635.