テニスコーチをやっていて嬉しい瞬間のひとつは、生徒さんが上達を喜んでいる姿を見る時です。今までできなかったショットができるようになったり、予測が良くなったり、ポジショニングや狙うコースが理解できたり、体力がついたり、課題を早くクリアできるようになったり、試合に勝ったり・・・・・
生徒さんが何かを達成してそれを喜んでいる姿を見られるのは僕にとってとても幸せな時間なのです。
たとえレッスンの場で喜びの表現をすることがなかったとしても、レッスンが終わった後にメールやLINEで「～さん、このショットがよくなってましたね」とか「～さん、形式練習の時の、前への詰めや狙う場所がとてもよかったです！」などを送った時に、「そうなんです！上手くなってきたから試合でも使ってみようと思います！」とか「だいぶ動きが理解できて自然と身体が動くようになってきました」などの返信をいただくととても嬉しい気持ちになります。
もちろん、僕はコーチですから、生徒さん自身が上手くなっている、良くなっていると実感できていなくても、僕が微妙な変化を分かっている、良くなる兆しが見えてきているという場合もあります。
それを説明してわかっていただくというのも大事なのですけど、それだと独りよがりになってしまう可能性もあります。
だから、わざわざ僕が説明せずとも生徒さんが『上達できて嬉しい』と思っていただけることが大切だといつも思っています。
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