西宮市浜甲子園テニススクールでソフトテニスクラスが発足して1ヶ月が経ちました。
18時からのクラスは硬式テニスから転向した小学生と、硬式テニスと併用している一般の方が在籍しています。
19時15分からのクラスは中学1年生が在籍しています。
今は色んなスクールでソフトテニスクラスができているので、硬式テニスからソフトテニスに転向した生徒さんがいるのは珍しくないことですが、小学校段階でそれが可能であることと、硬式テニスとソフトテニスを併用している方がいることは注目すべきです。
浜甲子園テニススクールでは硬式テニスとソフトテニスのスムーズな連結と相互作用により、生徒さんの選択肢を広げ、また能力をさらに磨くことを目指しています。
それでは、なぜ硬式テニスとソフトテニスの連結が必要なのでしょうか・・・?
テニススクールでは圧倒的に硬式テニスのクラスが多いですから、小学校にいる間は硬式テニスを習う子どもが多いです。
しかし、日本の公立中学校のほとんどがクラブ活動としてソフトテニスを採用しています。小学校の時に硬式テニスをやっていたけれども、中学校ではソフトテニス部に入るというパターンは多いので、硬式テニスとソフトテニスを上手く切り替える必要があるわけです。
一方で高校になると硬式テニス部とソフトテニス部が同時に存在する場合が多いです。中学校でソフトテニスを始めて、高校で硬式テニスに移行するパターンが少なからずあり、ソフトテニスと硬式テニスを上手く切り替える必要が出てきます。
しかし、現状では硬式テニスとソフトテニスのスムーズな連結が行われているとは言えないでしょう。
硬式テニスとソフトテニスにはそれぞれテリトリーがあり、お互いの領域を守るべく牽制しあっていると思います。
硬式テニスのコーチがソフトテニスを教えることはまずありませんし、ソフトテニスのコーチも硬式テニスを教えることはないです。お互いの競技について理解しようとする姿勢もあまりないと思います。
私はそのような現状を変えていきたいと考えています。
では、硬式テニスとソフトテニスの違い、両競技に共通しているところとは何でしょうか?
大まかな違いを挙げると、硬式テニスはボールがよく飛ぶので遅いスイングでもボールを十分飛ばせます。またボールが速く飛んでくるが故に早い準備を行う必要があります。
一方でソフトテニスはあまりボールが飛ばないのでラリーを続けやすいです。またボールがあまり飛ばないが故に体重を乗せて速く振り切っていくことが求められます。
フットワークや回転のかけ方、いくつかの戦術に関しては両競技で共通しています。
硬式テニスとソフトテニスの違いや共通点を理解し、尊重することで、より生徒さんのニーズに合った指導ができると考えております。
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