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新生活スタート!先生からの学びをテニスレッスンに活かす。

4月は新生活スタートの時期です。入園式、入学式、入社式など、人生における一大イベントを皮切りに、今まで自分が経験していなかった新しいモノや人、環境に次々と出会うことになります。
僕の娘も4月10日(月)に入学式を迎え、新しい生活をスタートさせました。入学式では1年生の担任の先生方による寸劇が行われ、会場は笑いに包まれました。ありきたりな言葉を発しても子供たちは聞いていないし、聞いていたとしても理解できないので、笑いのとれてしかも大事な要素を入れている寸劇で子どもたちの心をつかむという手法はとても素晴らしいと思いました。何より、新年度始まりの時点で新しく配置が決まった先生方の間で、こうして子供たちのために何かをやろうと学年全体で動いているという姿勢に感銘を受けました。
そして、子どもたちは各教室に戻り、学級担任の先生の話が始まりました。担任の先生は50代半ばぐらいのベテランの男性です。落ち着きがあって進行に淀みがなく、包容力がありしかも子供たちが笑える場面をつくれる、相当練度が高い先生だと思いました。僕は子どもの様子を見るよりも、先生の話や振る舞いに釘付けになっていました。※子どものそばには母親がいます。
月曜日の入学式から1週間が経ちましたが、先生はほぼ毎日学級通信を出してくれて、子どもたちの様子や追加で必要になったもの、次の日に学校でやることなどをわかりやすく伝えてくれました。新生活が始まり、一番緊張していて不安なのはいうまでもなく子供達本人ですが、保護者にもいくばくかの緊張や不安があります。
先生は保護者を安心させることで子どもたちの安心にも繋がるというのをとても良く分かってらっしゃっいて、すごく丁寧な対応をしてくださっていると感じました。ただでさえ新年度で忙しいのに、これほどの文章量をほぼ毎日書いているということにも驚きです。
僕は今まで色々な立場からたくさんの先生を見てきましたが、これほどの凄い先生は今までほとんど見たことがありません。僕も一応テニスコーチという指導者の端くれではありますが、正直言ってこの領域には全然達していないと思いました。まぁ、僕よりも20歳ぐらい年上の先生なので当たり前と言えば当たり前なのですが。比べるのもおこがましいですね。
僕も4月からGR8西宮中央校と樋之池校で新しくレッスンを担当することになり、生徒さんにとっては初めての出会いとなるので期待と不安の両方が渦巻いていると思います。体験の方だったらそもそもテニスをすること自体が初めてという場合も多くあるでしょう。
娘の担任の先生から学び、よりわかりやすく、より丁寧な指導をできるよう、レッスン内容や伝え方をアップデートしていっています。新規の体験者が多くいらっしゃっているので、結果に繋がると良いのですが、現実はそう簡単ではありません。結果がどうなっていくか見て、どのような課題があるのかを探してまた修正していきたいと思います。
           
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