HEAD プロツアー630 に Babolat パワジー を張り上げました☆★
今ではめったにお目にかかることの無いクラシックなラケットですが、現代のラケットにはないホールド感やしなりなどが病みつきになりラケットをチェンジしないという方は結構いらっしゃいます。
![](http://lapinblanc-tennis.net/wp-content/uploads/2019/02/IMG_20190118_154125-1-1024x768.jpg)
プロツアー630 はストリングパターンが密(18*19)で、当然ながらフレームの剛性は低くパワーも芳しくないので、反発力の高いパワジーを柔らかいテンションで張って飛ばしていこうという意図があります。
昔のラケットはフレームの剛性が低くかったので、面の安定性を確保するためにガットを高テンションで張るというのがプロの間で流行っていました。60~70という今では考えられないテンションです。そして一般プレーヤーもこれを真似していました。高テンションでガットを張るというのがひとつのステータスになっていた時代です。しかしプレーはイマイチだし手首や肘の怪我が続出する、ラケットはよく折れるという現象が起こっていました。
![](http://lapinblanc-tennis.net/wp-content/uploads/2019/02/IMG_20190118_154115-1-1024x768.jpg)
今は逆に低テンションにするのが流行っています。フレームの剛性が上がって来てプロが設定するテンションも下がってきました。錦織選手が手首への負担を和らげるためにガットのテンションを一気に10以上落としたという事実も大きな影響を与えているでしょう。
時々スクールやテニスショップにガットのテンションは40以下がベスト!錦織選手も40!なんてポップが張ってあったりするのですけど、学生のハードヒッターなどには迷惑な話だし、低テンションが必ずしもケガ防止になるというわけではありません。適正なテンションは人それぞれですのできちんとテニスや用具、運動に関する知識があるストリンガーと相談して決めるのがよいですね♪
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