テニスのルール~タイブレークの進め方編~

【はじめに】
ある試合においてタイブレークセットが採用されていて、それが6-6になった時と規定されていれば、ゲームカウント6-6になったらタイブレークに突入します。ですが、スクールでのレッスンはもとより、ダブルスの草トーナメントや公式戦においてもタイブレークが採用されている場合は少なく、多くは6ゲーム先取だったり、8ゲーム先取だったりします。そのような背景があり、タイブレークの進め方を知らない方が意外と多いのです。
今回はタイブレークの進め方を説明し、皆様が自信をもってタイブレークを戦うことができるようにしていきたいと思います。
【進め方の例】
①12ゲーム目がa・bチーム(b)のサーブだった場合、タイブレークの1ポイント目はc・dチームのサーブです。ここでは11ゲーム目にcがサーブをしたと仮定して、dがサーブを打っています。
②1ポイント目が終わったらサーブ交代で、aがサーブを打ちます。これ以後、サーブの交代は2ポイントずつ行い、アドサイドからサーブを始めます。
③続けてaがデュースサイドからサーブを打ちます。
④サーブを交代し、cがアドサイドからサーブを打ちます。
⑤続けてcがデュースサイドからサーブを打ちます。
⑥サーブを交代し、bがアドサイドからサーブを打ちます。このポイントが終わったらエンドを交代します。以後6の倍数のポイントが終わるたびにエンドチェンジをします。
⑦エンドを交代しますが、bがデュースサイドからサーブを打ちます。
⑧サーブを交代し、dがアドサイドからサーブを打ちます。以後同じように続けていきます。
12ポインツタイブレークの場合、6-6になったらどちらかのチームが2点離すまで勝負は続きます。
ちなみにシングルスの場合、以下のようになります。
【おわりに】
いかがでしょうか。おわかりになりましたか?覚える為には実際にやってみるのが一番の近道ですので、この記事である程度進め方を押さえておいて、どんどん実践していきましょう!「今日のゲームはタイブレークで回してみようよ!」と提案してみてはいかがでしょうか。
          
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