ブノワ・ペール

【プロフィール】
名前:ブノワ・ペール
誕生日:1989年5月8日
国籍:フランス
出身:フランス、アヴィニヨン
身長:196cm
体重:80kg
利き手:右
バックハンド:両手
最高ランキング:18位
【生い立ち】
ブノワはフランス路線システムで働く父フィリップさん、地方自治体で働く母ヴァンクルセさんとの間に産まれました。トーマスさんという弟がいて、彼もテニスをしています。
ブノワは6歳の時に、家の隣にある小さなテニスクラブで、父と共にテニスを始めました。
【ジュニア時代の成績】
全仏オープンジュニア シングルス ベスト16
【グランドスラムの成績】
全豪オープン シングルス ベスト32
全仏オープン シングルス ベスト16
ウィンブルドン シングルス ベスト16
全米オープン シングルス ベスト16
【テニスに関して】
何をしでかすかわからないトリッキーなプレーヤーです。ドロップショットを多用し、相手を揺さぶっていきますが、失点する場合も多いです。後ろへ走り込んでの股抜きショットや、前に走り込んでのジャンピング股抜きボレーなど、バラエティに富んだトリックショットを放ちます。
フォアハンドストロークは強打をすることもできますが、基本的にはスピンを多くかけて守備的にラリーをしていきます。バックハンドストロークは彼の一番の武器です。スピードとスピン量が抜群で、角度をつけるのが上手く、強打をアングルに突き刺すことさえあります。もちろんダウンザラインへのコントロールも上手く、一撃必殺です。
サーブに関しては、210km/h を超える速いサーブを打つことができ、エースを量産することもありますが、同時にダブルフォルトも多く、自らピンチを招きます。
トリッキーかつ荒々しいプレーをするブノワですが、観客からは高評価で、彼の試合はいつも盛り上がります。
【人物に関して】
メンタルが安定しないことが多く、ラケットを投げたり、暴言を吐いたり、無気力な試合をしたりするなど、問題行動をとってしまう選手です。リオ五輪の時には、チーム内のルールを守らなかったとしてメンバーから除外され、選手村を追い出されています。
ただ、2015年の楽天ジャパンオープン準決勝で錦織に勝利した時は、インタビューで「錦織に勝ってゴメン。」と発言したり、2019年全仏オープン4回戦で錦織と2日がかりの死闘を繰り広げて敗北した際に、自ら錦織と抱き合おうとするなど、性根はイイやつなんだろうと思います。
サッカーをすることや観戦することが好きで、フランスのサッカー強豪チーム『オリンピック・マルセイユ』を応援しています。また、もしテニス選手になっていなかったら、サッカー選手になっていただろうと発言しています。
そんなブノワのアイドルは、マラト・サフィン選手。
【まとめ】
何気に錦織圭選手と同い年というブノワ。錦織選手との対戦は数多くあり、その多くの試合でドラマが生まれています。彼ら二人はライバルと言っていいでしょう。錦織選手としては当たりたくない選手の1人だと思いますが(笑)
良い意味でも悪い意味でも目立ってしまうブノワですが、彼の存在はテニス界にとって良いスパイスになっていると思います。今後も彼の暴れっぷりに期待しましょう♫
【参考・引用】
ATP公式サイト
ITF公式サイト
wikipedia(日本語版)
wikipedia(英語版)
                        
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