「後悔すること」について

「やらなかった後悔」より「やった後悔」をした方が良いというのは世間でよく聞く話で、アスリートや芸能人、会社の社長などがアツくこの手の話を語ります。やらなかった後悔は一生残るのだと。
僕自身の経験で言いますと、「やった後悔」の方が圧倒的に記憶に強く残っていて、しかも人生を左右するほど被害が出てしまったものもあります。※ひとつ断っておきますと、犯罪行為とか、著しく倫理に反する行為であるとか、そういうレベルの話ではないです。
だから僕は、「やった後悔」を称賛するという風潮にはちょっと首をかしげてしまいます。
でもこれはただ単に僕がまだ「成功していない」からなのかもしれません。「成功者」に対してのひがみなのかもしれません。
何をもって人生の成功とするかは人それぞれなのですが、例えば僕が「とてもお金持ちになった」としましょう。
その時でも「やった後悔」は相変わらず「真の意味でやらなくて良かった後悔」として記憶に残り続ける気がするのです。
もし、冷静に考えて失敗する確率が高い、そして失敗したときの被害が大きくてかつ回復が難しいと予測される時には「やらない」ことが正しいのではないでしょうか。
なぜなら失敗したときの責任は自分自身がとらないといけないからです。また結果として不幸を他人に背負わせてしまうこともあるかもしれないからです。
学生の身分であるならば親の力を借りやすいし、学生という未熟さを社会が許容できるので挽回しやすいかもしれません。ですが、大人になってからの失敗はそう簡単にはいかないでしょう。
怖いのはリスクに目を瞑って猛進してしまうこと、その時の感情のままに行動してしまうことです。
僕はそろそろ、そういう後悔をしたくないと思っています。
                          
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