ソフトテニス(軟式テニス)のルール~ゲームを始めよう編~ lapinblanc 4年前 この記事では、ソフトテニス(軟式テニス)のゲームの概要やゲーム開始までの流れについて簡単に説明していきます。 【テニスコート】 図1 図1をご覧ください。それぞれの線について説明していきます。 ①センターマーク・・・コートを縦に2分する印。サービスセンターラインの延長線上にあります。 ②ベースライン・・・サイドラインと垂直に交わる線。ラリー中にボールがこのラインを超えて1バウンドするとアウトになり失点します。 ③サイドライン・・・ベースラインと垂直に交わる線。ラリー中にボールがこのラインを超えて1バウンドするとアウトになり失点します。 ④サービスライン・・・サービスセンターラインと垂直に交わる線。サービスがこのラインを超えて1バウンドするとフォールト(失敗)となります。 ⑤サービスセンターライン・・・サービスラインと垂直に交わる線。サーバーは、自分の立っているサイドと対角にあるサービスサイドラインと、サービスセンターライン及びサービスラインに囲まれているエリア(サービスコート)にサービスを1バウンドさせなければなりません。 ⑥サービスサイドライン・・・サービスラインと垂直に交わる線。サービスがこのラインを超えて1バウンドするとフォールト(失敗)となります。 【ゲームのはじまり】 双方のペア(選手)がサービスライン外側中央に整列します。 正審の「集合」の合図でネット付近まで近づき、対戦相手に挨拶をし、その次に審判と挨拶をします。 【トス】 ダブルスではペアのうち片方同士がジャンケンをします。シングルスでは対戦する選手同士がジャンケンします。 ジャンケンで負けた方は、ラケットについてある「公認マーク」を相手に示し、地面にラケットを立てて回します。 公認マーク ジャンケンで勝った方はラケットが静止する前に「表」か「裏」を言います。公認マークが表です。 言い当てた場合は、そのペア(選手)が「サービスorレシーブorサイド」を選択できます。外れた場合はラケットを回した方に選択権があります。 ここで、相手がサービスorレシーブを選んだ場合は、自分がサービスorレシーブ、そしてサイドを決めます。 もし、相手がサイドを選んだ場合は、自分がサービスorレシーブを選びます。 【試合前練習】 1分以内で練習が行われます。サービス4球が一般的ですが、省略される場合もあります。 【試合開始】 正審は「レディ」のコールで各プレーヤーを試合開始の位置につかせ、「サービスサイド○○○○ペア(所属名)、レシーブサイド○○○○ペア(所属名)〇ゲームマッチ、プレイボール」とコールして試合開始します。 【ゲームの流れ】 1ゲーム4ポイント先取です。3-3になったらデュースとなり、どちらかが2ポイント離すまで続けられます。デュースの次のポイントをサーバー側がとった場合は、「アドバンテージサーバー」となり、次のポイントをサーバー側がとればゲーム取得です。デュースの次のポイントをレシーバー側がとった場合は「アドバンテージレシーバー」となり、次のポイントをレシーバーがとればゲーム取得です。 1ゲームごとにサービス権を相手ペア(選手)と交代(チェンジ サービス change service)します。奇数ゲームが終わるごとにサイドを相手と交代(チェンジ サイズ change sides)します。 【ゲーム数】 5ゲームマッチ(3ゲーム先取)または7ゲームマッチ(4ゲーム先取)、9ゲームマッチ(5ゲーム先取)で行われます。ゲームカウントが、2-2(5ゲームマッチ)、3-3(7ゲームマッチ),4-4(9ゲームマッチ)になった時点で「ファイナルゲーム」に突入します。 【最後に】 いかがでしたでしょうか。今回はゲームの概要や、試合開始までの流れを説明していきました。 是非他の記事も読んで頂き、ゲームをするときの参考になれば幸いです。 【参考・引用文献】 『わかりやすい ソフトテニスのルール』山下晴海監修,成美堂出版,2020年 ソフトテニスのルール~サービス編~はこちら ソフトテニスのルール~ファイナルゲーム編~はこちら テニスレッスンについてはこちら レッスン予定表はこちら ガット張り替えについてはこちら 最新ブログ記事はこちら オーダーメイドインソールが気になる方はこちら 商品一覧はこちら