ソフトテニス(軟式テニス)のルール~ゲームを始めよう編~

この記事では、ソフトテニス(軟式テニス)のゲームの概要やゲーム開始までの流れについて簡単に説明していきます。
【テニスコート】
図1

図1

図1をご覧ください。それぞれの線について説明していきます。
①センターマーク・・・コートを縦に2分する印。サービスセンターラインの延長線上にあります。
②ベースライン・・・サイドラインと垂直に交わる線。ラリー中にボールがこのラインを超えて1バウンドするとアウトになり失点します。
③サイドライン・・・ベースラインと垂直に交わる線。ラリー中にボールがこのラインを超えて1バウンドするとアウトになり失点します。
④サービスライン・・・サービスセンターラインと垂直に交わる線。サービスがこのラインを超えて1バウンドするとフォールト(失敗)となります。
⑤サービスセンターライン・・・サービスラインと垂直に交わる線。サーバーは、自分の立っているサイドと対角にあるサービスサイドラインと、サービスセンターライン及びサービスラインに囲まれているエリア(サービスコート)にサービスを1バウンドさせなければなりません。
⑥サービスサイドライン・・・サービスラインと垂直に交わる線。サービスがこのラインを超えて1バウンドするとフォールト(失敗)となります。
【ゲームのはじまり】
双方のペア(選手)がサービスライン外側中央に整列します。
正審の「集合」の合図でネット付近まで近づき、対戦相手に挨拶をし、その次に審判と挨拶をします。
【トス】
ダブルスではペアのうち片方同士がジャンケンをします。シングルスでは対戦する選手同士がジャンケンします。
ジャンケンで負けた方は、ラケットについてある「公認マーク」を相手に示し、地面にラケットを立てて回します。
公認マーク

公認マーク

ジャンケンで勝った方はラケットが静止する前に「表」か「裏」を言います。公認マークが表です。
言い当てた場合は、そのペア(選手)が「サービスorレシーブorサイド」を選択できます。外れた場合はラケットを回した方に選択権があります。
ここで、相手がサービスorレシーブを選んだ場合は、自分がサービスorレシーブ、そしてサイドを決めます。
もし、相手がサイドを選んだ場合は、自分がサービスorレシーブを選びます。
【試合前練習】
1分以内で練習が行われます。サービス4球が一般的ですが、省略される場合もあります。
【試合開始】
正審は「レディ」のコールで各プレーヤーを試合開始の位置につかせ、「サービスサイド○○○○ペア(所属名)、レシーブサイド○○○○ペア(所属名)〇ゲームマッチ、プレイボール」とコールして試合開始します。
【ゲームの流れ】
1ゲーム4ポイント先取です。3-3になったらデュースとなり、どちらかが2ポイント離すまで続けられます。デュースの次のポイントをサーバー側がとった場合は、「アドバンテージサーバー」となり、次のポイントをサーバー側がとればゲーム取得です。デュースの次のポイントをレシーバー側がとった場合は「アドバンテージレシーバー」となり、次のポイントをレシーバーがとればゲーム取得です。
1ゲームごとにサービス権を相手ペア(選手)と交代(チェンジ サービス change service)します。奇数ゲームが終わるごとにサイドを相手と交代(チェンジ サイズ change sides)します。
【ゲーム数】
5ゲームマッチ(3ゲーム先取)または7ゲームマッチ(4ゲーム先取)、9ゲームマッチ(5ゲーム先取)で行われます。ゲームカウントが、2-2(5ゲームマッチ)、3-3(7ゲームマッチ),4-4(9ゲームマッチ)になった時点で「ファイナルゲーム」に突入します。
【最後に】
いかがでしたでしょうか。今回はゲームの概要や、試合開始までの流れを説明していきました。
是非他の記事も読んで頂き、ゲームをするときの参考になれば幸いです。
【参考・引用文献】
『わかりやすい ソフトテニスのルール』山下晴海監修,成美堂出版,2020年
                          
ソフトテニスのルール~サービス編~はこちら
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