スタン・ワウリンカ

【プロフィール】
名前:スタニスラス・ワウリンカ
誕生日:1985年3月28日
国籍:スイス
出身:スイス、ローザンヌ
身長:183cm
体重:81kg
利き手:右
バックハンド:片手
最高ランキング:3位
【生い立ち】
スタンは農場で働くドイツ人の父ヴォルフラムさんと、スイス人の母イサベラさんとの間に産まれました。兄のジョナサンさん、妹のジャナエーさんとナエラさんの4人兄妹の次男です。父母が働く農場ではハンディキャップを抱えた人達を雇い、そしてサポートしていたのだそうです。
スタンは8歳の時に兄のジョナサンさんの手ほどきでテニスを始め、当時は週1回プレーするぐらいだったそうです。11歳の時には週に3回ほどプレーするようになっていました。15歳の時には一般の学校に通うのをやめて、テニスに集中することにしました。しかしそれでも通信教育で学習は続け、それが彼に柔軟性をもたらしました。
【ジュニア時代の成績】
全仏オープンジュニア シングルス 優勝
【グランドスラムの成績】
全豪オープン シングルス 優勝
全仏オープン シングルス 優勝
ウィンブルドン シングルス ベスト8
全米オープン シングルス 優勝
【オリンピックの成績】
北京オリンピックダブルス 金メダル
【テニスに関して】
スタンの代名詞と言えば、その分厚い背中から繰り出されるパワフルなバックハンドです。間違いなく世界で一番パワフルで、そのスピードは140km/hを超えることさえあります。シングルバックハンドの選手で唯一ジョコビッチ選手やナダル選手にアドサイドのラリーで打ち勝てるラリー力を持っています。一番の得意武器はダウンザラインですが、クロスへのショットも精度が高いです。もちろんフォアハンドも強烈で、回り込みのダウンザラインは一撃必殺です。
サーブに関しては他のトップ選手と比べてそれ程上背があるわけではありませんが、最速230km/hを超すフラットサーブを打つことができ、スピンサーブやスライスサーブのキレも見事です。
ネットプレーもそつなくこなし、基本を押さえた丁寧なラケットワークと滑らかなステップがその安定感の秘訣です。
メンタル面に関しては、良い時はとことん集中しきれていて粘り強いですが、そうでないときにはあっさり敗れてしまうことも多いです。しかしグランドスラム決勝で3勝1敗と大舞台での強さは特筆すべきものがあるでしょう。

【人物に関して】
趣味は映画を見ることや音楽鑑賞です。ホッケーの大ファンであり、地元ローザンヌのホッケーチームを応援しています。
プライベートに関しては24歳の時に、10歳年上のスイスのテレビリポーター&元モデルであるイルハム・ウィラウドさんと結婚し、アレクセイちゃんという女の子を授かりました。当時は、意外だなぁ~と思いつつ、仲睦まじい姿に感心していましたが、スタンが30歳の時に彼らは離婚してしまいました。そして2017年頃から11歳年下のテニスプレーヤーであるドナ・ベキッチさんと付き合い始めました。この守備範囲の広さも強さの秘訣なのかもしれない?
【まとめ】
長きにわたりフェデラー選手の影に隠れてあまり目立たない存在でしたが、今やスタンはナンバー2ではなく『スタン』として確固たる地位を築いています。2017年には膝の手術を経験し、まだ完全に回復してはいませんが、左腕に描かれているタトゥー『挑戦し続け、失敗し続けた。問題ない。また挑戦し、また失敗し、うまく失敗するんだ。』の言葉通り、まだまだファイトしてカムバックできると期待しています。
【参考・引用】
ATP公式サイト
ITF公式サイト
wikipedia(日本語版)
wikipedia(英語版)
                        
テニスレッスンについてはこちら
ガット張り替えについてはこちら
最新ブログ記事はこちら
足・膝の痛みをなんとかしたい方はこちら