ソフィア・ケニン 2020/2/1 2020/2/2 女子選手紹介 【プロフィール】 名前:ソフィア・ケニン 誕生日:1998年11月14日 国籍:アメリカ 出身:ロシア、モスクワ 身長:170cm 利き手:右 バックハンド:両手 最高ランキング:12位 【生い立ち】 ソフィアは父のアレキサンダーさん、看護師をしている母レーナさんとの間に産まれました。 ソフィアが小さいころに家族はアメリカに移住しました。 ソフィアはアレキサンダーさんが遊びでテニスをしているのをみたのがきっかけで。5歳でテニスを始めました。両親はすぐに彼女の才能に気づき、アメリカプロテニス協会のリック・マッシコーチのもとで練習をさせることにしました。 マッシコーチもソフィアの才能に気づき、彼女についてこう語っています。「ソフィアに初めて会ったとき、今まで見たことがないすごく恐ろしくて小さい動物に会ったみたいだった。彼女は本当に独特だった。ハンド-アイコーディネーションに優れていて、ボールがバウンドしてからすぐに捉える能力を持っていたんだ。私はたくさんの子供たちにそうするようにアドバイスしてきたのだが、ソフィアはすでにそれができていた。彼女は小さくて、とてもラケットは大きかったにもかかわらずだ。そのようなことができたのは私の見た中ではマルチナ・ヒンギスだけだ。」 ソフィアの才能は瞬く間に全米へ知れ渡り、テニスマガジンの表紙を飾ったり、7歳の時には、アメリカテニス協会の10歳以下の試合に出るようになったりしました。 【ジュニア時代の成績】 全仏オープンジュニア シングルス ベスト16 ウィンブルドンジュニア シングルス ベスト8 全米オープンジュニア シングルス 準優勝 【グランドスラムの成績】 全豪オープン シングルス 優勝 全仏オープン シングルス ベスト16 ウィンブルドン シングルス ベスト64 全米オープン シングルス ベスト32 【テニスに関して】 ソフィアは、非常に器用で何でもできるオールラウンダーです。 ストロークはフォア・バックとも非常にフォームがきれいで、なめらかな運動連鎖でボールに効率よくパワーを伝えます。コースはクロス・ストレート・ショートクロスどこにでもコントロールすることができ、特にバックハンドのクロスとストレート、フォアハンドの逆クロスが得意です。ボールを捉えるタイミングも非常に早いので、相手に準備をする時間を与えません。逆にスローペースでラリーを続けて相手のタイミングを外すこともできます。 また、バックハンドでのドロップショットが非常に上手いです。とても柔らかいタッチでボールの勢いをいなして素晴らしいコントロールを見せます。同時にバックハンドスライスの深いボールも時々使うので、ドロップとの判別がつきにくいです。 そして、ロブのタッチも柔らかくてコントロールが良いので、相手が前に出てきた時に抜いたり、ドロップショットからのロブも使います。 ネットプレーに関してはそつなくこなすことができ、通常のアプローチからのボレー以外に、相手の浮き球を見越してチャージしてドライブボレーをしたり、バックハンドのドロップショットから前にラッシュしたりするなど多彩です。 サーブに関してはややスピードが遅めですが、コースの打ち分けがうまく、スライスのキレも素晴らしいです。セカンドサーブがやや甘くなりがちで、相手が強気だと叩かれてしまいます。 他の弱点をあえて言うなら、気持ちが乗っていないと淡白なミスを繰り返すことや、ディフェンス力にやや穴があり、攻めこまれると弱いという一面もあります。 【まとめ】 パワーテニス全盛時代の中で、コントロール・タイミングやペースの変化・多彩なショットで相手を翻弄するソフィアは、女子テニス界では異質の存在です。非常に見ていて面白いプレーヤーで参考になります! 【参考・引用】 WTA公式サイト ITF公式サイト wikipedia(日本語版) wikipedia(英語版) テニスレッスンについてはこちら ガット張り替えについてはこちら 最新ブログ記事はこちら 足・膝の痛みをなんとかしたい方はこちら 商品一覧はこちら