全豪オープン2020 IMG所属トレーナーである中村豊さんのお話を聞いて

全豪オープン中、WOWOWのインタビューで、IMG所属トレーナーの中村豊さんが出演されてお話されました。
私はトレーニングを日常的にしており、トレーニングや体のことを勉強しているので、貴重なお話が聞けると思い、中村豊さんのインタビューをとても楽しみにしておりました。
ところが彼は「オフシーズンは、選手やコーチのバリアが削れる時。だから思い切って普段やっていない色んなことを試すことができる」という趣旨の発言をしていらっしゃいました。
その時私が感じたことは・・・・
『試しちゃダメでしょ!選手は実験台ではありません!』
トレーナー(S&Cコーチ)は選手のインシーズン中のプレーやトレーニングを観察して、足りないところやもっと武器にできるところを把握し、弱点克服・得意強化のベースづくりとしてオフシーズンのトレーニングを位置付けます。
インシーズン中、選手たちは世界各地を転戦し、年間20トーナメント以上を戦います。それゆえに、インシーズン中はケアがメインで、いかに疲労を次に残さないかがメインとはなりますが、全くトレーニングなしだとオフシーズンにやったことが無に帰すので、オフシーズンで培ったベースをなるべく維持・向上させるためにトレーニングをするべきです。
そしてまたインシーズン中の反省を活かしてオフシーズンのトレーニングを施すのです。決して無計画に「試す」ことがあってはなりません。
常々テニスのトッププロ選手のトレーニングを見て「なんでこんなことしてるのだろう?」と思うことが多かったのですが、中村氏の発言を聞いてテニスのトッププロを指導しているトレーナーのレベルってこんなものかよ!と、とてもがっかりしたと同時に、IMG所属の選手・ジュニアや、中村氏が担当している選手を気の毒に思います。
ちなみに、錦織圭選手も彼の指導を受けた1人です。今は専属のトレーナー(ロビーオオハシ氏・坂井忠晴氏)がいらっしゃいますが。
そしてこれまでの錦織圭選手・今の錦織圭選手を見てみると、怪我に泣かされ続けているテニス人生です。
選手が怪我ばっかりしているということは、それを支えるトレーナー(S&Cコーチ)の実力に疑問符がつくのではないでしょうか。
錦織圭選手の怪我は錦織選手本人のせい?日本人がツアーで戦うには仕方のないこと?私はそれらの意見には賛同できません。
そもそもテニスはテクニカルなスポーツではありますが、現在のテニスはフィジカルがより重要になってきているというのも事実です。選手が怪我無く、ポテンシャルを最大限に発揮した素晴らしいプレーをし、そして長く競技生活を続けるためには、優秀なトレーナーが必須ですし、もっとトレーナー全体のレベルが上がって欲しいと私は思います。
                        
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