【プロフィール】
名前:ヤン=レナード・シュトルフ
誕生日:1990年4月25日
国籍:ドイツ
出身:ヴァールシュタイン
身長:196cm
体重:92kg
利き手:右
バックハンド:両手
最高ランキング:33位
【生い立ち】
ヤンはテニスコーチである母マルチナさんと、同じくテニスコーチである父ディエターさんとの間に産まれました。
ヤンがテニスを始めたのは6歳の時で、両親の手ほどきによってでした。
【ジュニア時代の成績】
第9回 ゲリーウェバー ジュニアオープン シングルス ベスト4
【グランドスラムの成績】
全豪オープン シングルス ベスト64
全仏オープン シングルス ベスト64
ウィンブルドン シングルス ベスト32
全米オープン シングルス ベスト32
【テニスに関して】
ヤンは、シングルス・ダブルス両方で活躍できるプレーヤーです。マクラクラン勉選手と組んで2018年の楽天ジャパンオープンで優勝したことが有名です。
ヤンの一番の武器は大きな体格を活かしたビッグサーブです。そのスピードは220km/h を超え、スライスサーブにもキレがあり、エースを量産します。
フォアハンドはパワフルで回り込んでの逆クロスや、ストレートを得意としています。やや安定感が無く、ディフェンスが甘いのが課題です。
バックハンドは安定感があり、タイミングも早く、クロス・ショートクロス・ストレートに打ち分けられます。早いタイミングでレシーブを打ち、前に出てボレーで決めるのが得意パターンです。
ネットプレーへの意欲は高く、少しでも短い球があれば積極的にアプローチショットを打って前へ出ていきます。パワフルでありながらコンパクトなボレーが特徴で、ドロップボレーも難なくこなします。ネットプレーでの器用さが、シングルスでもダブルスでもかなり役立っているのは間違いないでしょう。
【人物に関して】
趣味はサッカーをすること、テレビ番組や映画を鑑賞することです。
【まとめ】
グランドスラムジュニアや多くの国際大会でそれなりの活躍をしてプロ入りをする選手が多い中、ヤンはグランドスラムジュニアどころか、ドイツ以外の国際大会にもほぼ出場経験がありませんでした。TOP50プレーヤーとしてはかなり異色だと思います。
このステップアップには相当な努力があったでしょうし、シングルスもダブルスも両方根気よく出続けることで試合経験を重ねて、ネットプレー・サーブ・レシーブを磨いてきたことが大きいでしょう。もちろん生まれ持っての体格というアドバンテージはあるでしょうけど、このように試合経験を多く重ねることによって各ショットを仕上げ、相互作用を狙っていくという方針は参考になります。
ヤンのテニスはまだ進化の途上にあります。
【参考・引用】
ATP公式サイト
ITF公式サイト
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