【プロフィール】
名前:ケビン・アンダーソン
誕生日:1986年5月18日
国籍:南アフリカ
出身:南アフリカ、ヨハネスブルク
身長:203cm
体重:94kg
利き手:右
バックハンド:両手
最高ランキング:5位
【生い立ち】
ケビンはエンジニアの父マイケルさん、同じくエンジニアの母バーバラさんとの間に産まれました。グレゴリーさんという兄(弟)がいます。
ケビンは6歳の時にテニスを始め、お父さんにテニスを習ったそうです。
【ジュニア時代の成績】
全仏オープンジュニア シングルス 出場
ウィンブルドンジュニア シングルス ベスト32
全米オープンジュニア シングルス 出場
【グランドスラムの成績】
全豪オープン シングルス ベスト16
全仏オープン シングルス ベスト16
ウィンブルドン シングルス 準優勝
全米オープン シングルス 準優勝
【テニスに関して】
2mを超える高身長を活かしたビッグサーブが一番の武器です。1セットあたり10本以上のサービスエースを取ることも少なくありません。セカンドサーブでも180km/hを超すなど、サーブでのポイント取得を主軸に考えています。
ストロークに関してはパワーを活かしたハードヒットが魅力的で、かつ安定感があります。特にフォアハンドのクロスや、回り込みの逆クロスの精度・威力共に十分です。バックハンドのクロスもキレが素晴らしいです。ただ、フォア・バック共にダウンザラインへ展開していく頻度が少なく、また少しコートの内側に入ってしまいがちです。このダウンザラインへの展開を充実させることがグランドスラム優勝には必要だと思います。
ネットプレーに関しては、アプローチショットを打って、積極的にネットをとる姿勢が素晴らしいです。バックハンドスライスでのアプローチもしばしば見せます。ボレーはコンパクトで基本に忠実です。お手本にしたいプレーですね。
そして、メンタルトレーナーをつけていて、自分の力を十分に発揮できるよう努めています。いつも同じルーティンを実行し、自分を鼓舞するガッツポーズを毎ポイントつくります。
【人物に関して】
超がつくほど真面目な性格です。常に向上心に溢れていて、自分を伸ばす為には何でも取り入れていきます。ジュニア時代からトッププレーヤーであったわけではなかったのにもかかわらず、また数々の怪我を経験した上で今このランキングにいて、グランドスラム準優勝という輝かしい成績を収めているのは、このひたむきな姿勢をずっと続けてきたからに違いありません。
そして、チャリティー活動にも積極的に取り組んでいて、プラスチックの使用量を減らす運動に参加したり、捨て犬や迷い犬を救う団体や、海洋保護団体に10万ドル以上もの寄付をしています。ちなみに、ケビンが飼っている犬も捨て犬で、犬を飼い始めてからグランドスラム準優勝できたんだと語っています。愛犬をかわいがる姿に優しい人柄が表れています。
【まとめ】
コートの内外でとってもナイスガイな彼は自然と応援したくなってしまう存在です。30歳を超えてなお進化を続けている彼の今後にこれからも注目していきたいです。
【参考・引用】
ATP公式サイト
ITF公式サイト
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